6月9日(火)  
船越半島

3:30 起床
外へ出たら濃霧でした

国道の街灯がガスを映し出しています
こうなると重茂半島はぜんぜん無理
予定通り小谷鳥漁港を目指しました
漁港で漁師さんと雑談
棚の中でナメタが良いという情報を仕入れて
5:00 出航

沖へ出ていったものの
視界100m前後の濃霧で陸がみえなくなると同時に
自船の位置が分からなくなりました
360度・濃霧で何も見えません
うねりの来る方向が北、と決めたものの不安が募るばかり
コンパスを載せているはず・・・と
BOXの中を探したのですが・・・
見つけられません
間抜けさを痛感 (^^;)
霧が晴れるまでアバにしがみついているような釣行となりました

シルエットで見える定置網の船団
1時間経って、多少遠くが見え始めてきました
ガスが綺麗に晴れたのは
7時を過ぎた頃でした
釣果は
マガレイがチラホラ釣れました
中でも目を引いたのがこのカレイ

なんと先客のハリスを呑み込んでいました
私のハリスはピンク糸。しかもスレ (笑)
ハリスを付けた魚を釣り上げたのは初体験です
ハサミを入れてみたら喉元で停まっていました

釣り針は一般の針ではなく、どうやら延縄の針のようです
60cmくらいの長さで太いテグスでした
縄から外れてきたのでしょうね
やげて、霧が綺麗に晴れて明るくなってきました

と、同時に
いきなり親潮が全速力で走り始め
棚の昆布が真横になびき始めました

もの凄い潮の流れです
まるで川のようでした
ここで気が付けば良かったのですが。。。
のんびりとアタリを待っていて、気が付いた時には
激流のような潮の流れに
船を着けていたアバが、みるみる真下に沈んでいくではありませんか!
繋いであった3mものもやい綱がピンと張ってしまい
あわや転覆!
綱を持ち上げても上げってきません
環を外すことが出来ない状態に追い込まれました
このままでは船が逆立ちして転覆の可能性が。。。。
急いでハサミをつかみ、もやい綱を切断して脱出

アバが・・・手の届かない所まで沈んで行きました
こんな恐ろしい体験は始めてでした
近くの漁師さんに話したら
良くある事だからデバ包丁を持って歩かないとダメだぞ
と、注意をされました
手元にハサミがあって助かりました
また、ハサミでも切れやすいナイロンロープを使っていたのも幸いしました

上の画像は同じ浮標灯が付いているアバです
左側の4連アバと浮標灯までも水没しています
引きずり込まれたら恐ろしいですね
1時間後に潮も落ち着き、もやい環を失った辺りへ戻ってみると
アバが顔を出していて見つける事が出来ました

この、切断したロープの現場をみて
3mもあるもやい綱が真下に持って行かれるなんて
もし。。。1mもしくは2mの短いロープだったとしたら・・・・・
沖側から6個目のアバでしたので
もし。。。一番外側のアバだったとしたら・・・・・・
と
再び恐怖にかられました
ケンタートルは二重底の浮沈構造であったのも浮力が大きく
助かった要因だったでしょう
沖側のアバはミニボートにとっては要注意です
大潮前後の干潮時間はいつもこうなのでしょうか?
もやい環を回収後、しばらく流して・・・・
帰路につきました
12:00 帰港

今日の釣果

マガレイ 7匹
ヒガレイ 2匹
漁師さん情報のナメタは来ませんでした
今日の出費
エ サ 代 |
500円 |
ガソリン |
1240円 |
---------------------------- |
合 計 |
1740円 |

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