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Enjoy Sefty Boat-Fishing Life !

ボートライフを安全に楽しむための基本的な海技豆知識です

基本的な航法
衝突のおそれのある場合の航法
 A船B船とも、右に

 回避義務あり

 相手船の左舷側を

 航過します
 夜間航行でのお互いの三色灯は、正面から向き合いますので、
 このように見えます。両船に回避義務が発生します。
 右に船を見るA船

 回避義務あり

 B船は針路・速力を保持
 夜間航行でのA船から見るB船の三色灯。左舷の赤灯が見えます。
 A船に回避義務が生じます。赤灯が半分以上が見えたら右へ回避ですね。
 夜間航行でのB船から見るA船の三色灯。緑灯が半分以上見えます。
 B船は針路・速力を保持。緑灯が見えていたら気を付けて進めですね。
 ドック付近での航行


 出帰港時、特に
 気を付けなければ
 ならない場所です。
 出航船(B)が優先になります
 入航船(A)は停止または回避して
 出航船の進路を避けなければ
 いけません。
 突端での進路は出航船(B)に
 おいては出来るだけ離れて航行し
 入航するA船においては
 出来るだけ小回りに入港します。
 (右小回り・左大回り)
 ヨットと動力船では、ヨット優先です。
 いきなり針路を変えてきますので、十分注意して航行しましょう。


 基本的に右側通行になります
 
 いずれにせよ、ミニボートは速力が遅いので、
 早めに相手船の進路から外れましょう。
 
海難事故
プレジャーボートで多い故障内容です
 燃料油系統
 @油管、フィルタのつまり
 Aガス欠、油面低下による空気混入、海水の混入


 冷却海水系統  
 @海水管、フィルタのつまり
 A海水ポンプインペラの損傷
 B海水吸い込み弁の開け忘れ


 電気系統
 @バッテリ充電不足
 Aバッテリコード損傷


 衝突事故
 @見張り不十分・前方不注意
 A操船不適切

 定期的に点検しましょう
 @船体各部の損傷はないか
 A船底プラグは確実に締められているか
 Bプロペラやアウトドライブに損傷がないか
 Cフィルタが目詰まりしていないか
 D各種取り付けネジは緩んでいないか
 E燃料漏れはないか
 F冷却水系統に詰まりなどないか

安全航行のために
 出港前日
 @予定海域の地形・海潮流・水深などの把握
 A乗船者、出港時間・帰港時間を家族へ事前報告
 B日の出・入り時間、満潮・干潮時間の確認
 C天気予報の確認
 D法定備品の確認
 E燃料のチェック、など


 出港当日
 @気象状況の再確認
 A法定備品の再確認
 B燃料の再チェック
 C船外機を始動した時の冷却水の確認
 D携帯電話が使えるかどうかの確認

もし事故が起こったら
転 落
 @大声で知らせる(ライフジャケットに付いている笛を吹く)
 A泳がない(体力の消耗と救助する人が見失うおそれあり)


転 覆
 @乗船者の安否の確認をします
 A船の状態をみて、沈没のおそれがないか確かめます
 B救助を求める
 C船の沈没のおそれが無い場合には船体につかまって救助を待つ
 D泳がない

衝 突
 @エンジンを止め、負傷者や転落者の確認をし人命救助を優先する
 Aお互いの船体を確認して沈没のおそれがないか確認する
 B救助を求める
 C比較的小さな穴の場合には衣類などで塞いで浸水を防ぐ
 D沈没が避けられない場合には救命具を確認し、いつでも退船
   できるように準備をして救助を待ちます