上野駅からライトに照らされて乗り込んできたお客さん。
　「運ちゃん、ちょっと待っててくれ、ニッテレ（日本テレビ）が来てないから」と。
ライトの明かりはテレビ局のカメラライトのようだ。　カメラマンと話し込んだお客様
　「そう、それじゃ家に着く所からやるから、運ちゃん、目白通りから新青梅で◎◎」
　「はい」　（あっ、ガッツ石松さん）　
−−−車中にて−−−　
「石松さんの奥さんは○○の出身って本当ですか？」　
「そうだよ、うんちゃんも○○か」　
「山田町です」
「それじゃ、○○商事の旦那は知ってるか？」
「知ってますよ」
「山田へ行けば世話になったよ」
「そうでらっしゃったんですか」
「所でこのタクシー電話、タダで掛けられるの知ってるか？」
　（当時タクシーには無線電話がついてた）　
「まさか、ただで掛かるわけないでしょう」　
「教えてやるよ××××××」
　「アンビリ〜ばボぉ〜」　
−−−自宅前待機−−−　
「ＯＫが出たら走って家の前で降ろしてくれ。降ろしたら少し走ってからマネージャーから金貰ってくれ」　

・・ ・翌日の朝から夕方までの芸能ニュース、ニッテレが来ないお陰で、一日中全チャンネルで自宅前で止まる私がアップで映ってた。