コロナマークU・Diary6



加速ポンプ
2008年3月14日(金)



峠の上り坂の二車線を追い越し中

突然噴けなくなった

安全を確認しながら左車線へ入り

何とか惰性でPへ滑り込みました

スターターをひねること15分

やっとエンジンが掛かり

戦々恐々帰宅

早速修理工場へ入院



原因は

加速ポンプの本革で出来ていたパーツの破損(名前忘れました)



フィルターに詰まる錆



所が

この部品が入手困難ということで

別な方に相談することにしました

TOYOTA東京整備工場・昭和49年入社

以来、エンジン一筋という

この手の車から手がけた大ベテラン

アスリートさんにお願いに上がりました

キャブだけを持ち込み

『初めまして・・・・』

『初めてじゃねぇ〜よ』

高校時代の同級生でした(笑)

課が違ったために顔を覚えていませんでしたが

話しをしているうちに面影が甦ってきました

早速、相談

『時間はかかるけど、任せてくれ』

と、力強い一言

2週間後にTELがあり

代用品を



3日間ガソリンに浸け置きしても大丈夫だったという工業用革手袋で代用したとのこと

残った手袋は部品として取って置いて下さいと言われました



これでキャブの修理完了でした

先の修理工場へキャブを届け組み上げ

エンジンスタート

しかし

どうしてもキャブへ入るガソリンが多めです

どうせならベテランに任せたいと考え

車をアスリートさんまで走らせました

チェックボールの腐食

しかし、それも数日で修理完了

研磨して

楕円形に形成し直して入れたとのこと

流石はプロです

エンジンの不調の原因にもうひとつ

ガソリンタンクの腐食

錆がストレーナーのフィルターを詰まらせます

ガソリンの量が減ってくると

錆が多く出てきてしまいます



タンクを外して清掃してもらい



手が届く範囲の防錆塗装などをして頂き

また



古くなってフィルターの役目を果たさなくなっていた

フューエルフィルター(ストレーナー)も



社外品で代用してくれました

上下逆ですが、知っている人ならではの裏技





その他エンジンの細々したところまで調整をしてもらい

完璧に修復

走りも今までとは全然違います

特にアイドリングの安定さが大きく違います

車を知っている大ベテランに違いを見せられました

『あと20年は大丈夫だから』

と、お墨付きまで頂いてきました

持つべきものは友と大ベテランですね

この先、安心して乗り続けられます

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